暖房
2006年11月7日午前中、激しい雨が降った。
それが合図だったのか、急に寒くなった。
車を運転して帰るとき、ハンドルを持つ手が冷たくて暖房をいれた。
そして、部屋に帰ってきてからも暖房のスイッチをいれた。
さむいさむい。
でも、1人暮らしの寒さといったら、東京の冬が寒かった。
特にM1の頃が。
精神的に。
福岡での冬は、実家が近いということと仲のいい友達がたくさんいたからということで、さほど寂しさはなかった。
ここでの冬は一体どんな感じなんだろう。
さて、そんな感じで冬の入り口に立っている今日この頃だが、先日、一つ温かい出来事があった。
兄貴の結納である。
東京のとあるホテルで、お嫁さんの家族と、こっちの家族全員が立ち会った。
ま、緊張なんて全くしなかったのだけどね。
ホテルに着き、とりあえずむこうの家族に挨拶をした。
兄貴のお嫁さん(正式にはまだ婚約者か)をはじめ、むこうの家族とは全員初めてお目にかかったのだが…
兄貴のお嫁さん、めちゃめちゃ可愛かった…!
これはもうやばいですよ奥さん。
もうね、「お姉さん」と呼ぶしかない。
どういう意味かというと、例えば「○○さん(←名前ね)」などと他人ぶった言い方をしてしまうと、女性として意識してしまいそうだってことだ。
だから、「お姉さん」と呼ぶしかない。
この人は身内の人なんだと言い聞かせとかないといけない。
っていうのは冗談だけど、こんなにもかわいいというかきれいというか、とにかく絶世の美女的な美人をゲットした兄貴はさすがだと思ったね。
話を戻そう。
俺がむこうの家族に挨拶をしたところに戻るが、挨拶し終えた俺に、お嫁さん、というか「お姉さん」が、予想外の挨拶を言ったわけ。
「あら、素敵な眼鏡ですね」
はぁ!?
テメーよ、眼鏡ってあくまでも俺の体ではないわけよ。
例えば、「素敵なモミアゲですね」とか、「シャープな体格をしてますね」とか、「狡猾そうなお顔ですね」とかなら話は分かるわけよ。
それならば俺自身について言及してることになるからね。
ところがどっこい、この「お姉さん」は俺の眼鏡を素敵だと言ったわけだ。
全くもって、もうね、アホかとバカかと、眼鏡に目をつけるなんて時代遅れもいいところだと問い詰めたい。
小一時間問い詰めたい。
ごめん、言い過ぎた。
正直ちょっと嬉しかった。
えっと…その…いわゆる一つの照れ隠しなんだからねっっ!!
再び話を戻そう。
それで一通り挨拶が済んで、今度は両家一緒に写真を撮りましょうってことで、そのホテルの写真用の部屋にいったのである。
そのホテルでは毎日のように結婚式があってるみたいだから、新郎新婦はその部屋で写真を撮られるであろうこと請け合い。
そこで、俺の予想外のことがまた起こったわけ。
いざ写真を撮らんとするときに、カメラの横に立ってたお姉さん(こっちはホテルの従業員の人で、いわゆる一般的なお姉さん、という意味)が言ったわけ。
「あの…眼鏡のかた、もうちょっと顎を引いていただけますか?」
眼鏡かけてたのって、実は俺だけだったんだよね。
んで、「あっ、はい」と言ったわけ。
そしたら、なぜかクスクス笑い出す両家の人々。
とりあえず一枚撮って、あと3枚撮ると言い放つカメラの隣のお姉さん。
いざ二枚目。
すると、
「あの…眼鏡のかた、もうちょっとスマイルでお願いします」
「あっ、はい(また俺かよ…というか俺を眼鏡呼わばりするのはやめろや…)」
プッと噴出す両家の人々。
するとカメラの隣のお姉さん、
「あっ、皆様、そのくらいのスマイルでお願いいたします(笑)」
二枚目終了。
そして三枚目。
「あの…眼鏡のかた、中央に対してもうちょっと内身になってくださいませんか?」
「あっ、はい(来るんか…来るのんか?って思ってたらやっぱりきたぜくそがー!!)」
口を押さえて笑う両家の人々。
3枚目終了。
次はラスト。
ひょっとしたらと思い、俺はとあることをしてその時を待った。
ラストの一枚を撮ろうとするときに、カメラの隣のお姉さんが口を開いた。
「あの…めが…あれ、眼鏡が…あれっ??」
そう、実は俺、ラスト一枚を撮ろうというときに、こっそり眼鏡を外してポケットに隠しておいたのである!
ふはははははっ!!
どうだ参ったかね、こわっぱめ!!!
うっひょっひょっひょっひょ!
そして、俺は勝利の宣言に代えてこう言った。
「あっ、眼鏡とったほうがいいと思ってとったんですが(←意味不明)、やっぱり私には眼鏡がないと不自然みたいですね」
するとカメラのお姉さん、
「はい、大変お似合いですので、眼鏡をかけてよろしくお願いいたします(笑)」
俺とカメラのお姉さんのこのやり取りで、両家の人々爆笑。
そのまま和やかな(?)雰囲気のまま写真撮影終了。
さぞかし面白い写真になったこったろうて。
いやーそれにしても、カメラのお姉さんは綺麗だった。
そんな綺麗な人を笑わせることができて大変光栄でしたよ、ええ。
(笑われただけとも言うけどね!!)
で、それから一同夕食会になったのだが…
どうやら写真撮影の笑わせ(れ?)っぷりのせいで、俺はむこうの家族からアホキャラだと思われてしまったらしい。
残念…実に残念ッッ!
当初の予定では、
「私はこういう者でこういう仕事をしてますが何か?」
とクールな感じで攻めようと思ってたんだけどね。
それが、「眼鏡」扱いなわけですよ、ええ。
食事中俺が何か言うたびに笑いが起こるわけですよ。
エレベーターの中で、「コンタクト、検討してみよっかなぁ…」と弱弱しくつぶやいたくらいでも爆笑を誘うくらいの眼鏡っぷりですよ。
というわけで、一言言いたい。
よくやった、my眼鏡!
眼鏡最高!ヒャッホーゥ!
兄貴よ、記念すべきこの会をこんなに笑いに包まれた会にしてやったんだから、感謝しろよコノヤロウ!
つーか思うぞんぶん幸せになりやがれってんだ、バーカ!バーカ!
それが合図だったのか、急に寒くなった。
車を運転して帰るとき、ハンドルを持つ手が冷たくて暖房をいれた。
そして、部屋に帰ってきてからも暖房のスイッチをいれた。
さむいさむい。
でも、1人暮らしの寒さといったら、東京の冬が寒かった。
特にM1の頃が。
精神的に。
福岡での冬は、実家が近いということと仲のいい友達がたくさんいたからということで、さほど寂しさはなかった。
ここでの冬は一体どんな感じなんだろう。
さて、そんな感じで冬の入り口に立っている今日この頃だが、先日、一つ温かい出来事があった。
兄貴の結納である。
東京のとあるホテルで、お嫁さんの家族と、こっちの家族全員が立ち会った。
ま、緊張なんて全くしなかったのだけどね。
ホテルに着き、とりあえずむこうの家族に挨拶をした。
兄貴のお嫁さん(正式にはまだ婚約者か)をはじめ、むこうの家族とは全員初めてお目にかかったのだが…
兄貴のお嫁さん、めちゃめちゃ可愛かった…!
これはもうやばいですよ奥さん。
もうね、「お姉さん」と呼ぶしかない。
どういう意味かというと、例えば「○○さん(←名前ね)」などと他人ぶった言い方をしてしまうと、女性として意識してしまいそうだってことだ。
だから、「お姉さん」と呼ぶしかない。
この人は身内の人なんだと言い聞かせとかないといけない。
っていうのは冗談だけど、こんなにもかわいいというかきれいというか、とにかく絶世の美女的な美人をゲットした兄貴はさすがだと思ったね。
話を戻そう。
俺がむこうの家族に挨拶をしたところに戻るが、挨拶し終えた俺に、お嫁さん、というか「お姉さん」が、予想外の挨拶を言ったわけ。
「あら、素敵な眼鏡ですね」
はぁ!?
テメーよ、眼鏡ってあくまでも俺の体ではないわけよ。
例えば、「素敵なモミアゲですね」とか、「シャープな体格をしてますね」とか、「狡猾そうなお顔ですね」とかなら話は分かるわけよ。
それならば俺自身について言及してることになるからね。
ところがどっこい、この「お姉さん」は俺の眼鏡を素敵だと言ったわけだ。
全くもって、もうね、アホかとバカかと、眼鏡に目をつけるなんて時代遅れもいいところだと問い詰めたい。
小一時間問い詰めたい。
ごめん、言い過ぎた。
正直ちょっと嬉しかった。
えっと…その…いわゆる一つの照れ隠しなんだからねっっ!!
再び話を戻そう。
それで一通り挨拶が済んで、今度は両家一緒に写真を撮りましょうってことで、そのホテルの写真用の部屋にいったのである。
そのホテルでは毎日のように結婚式があってるみたいだから、新郎新婦はその部屋で写真を撮られるであろうこと請け合い。
そこで、俺の予想外のことがまた起こったわけ。
いざ写真を撮らんとするときに、カメラの横に立ってたお姉さん(こっちはホテルの従業員の人で、いわゆる一般的なお姉さん、という意味)が言ったわけ。
「あの…眼鏡のかた、もうちょっと顎を引いていただけますか?」
眼鏡かけてたのって、実は俺だけだったんだよね。
んで、「あっ、はい」と言ったわけ。
そしたら、なぜかクスクス笑い出す両家の人々。
とりあえず一枚撮って、あと3枚撮ると言い放つカメラの隣のお姉さん。
いざ二枚目。
すると、
「あの…眼鏡のかた、もうちょっとスマイルでお願いします」
「あっ、はい(また俺かよ…というか俺を眼鏡呼わばりするのはやめろや…)」
プッと噴出す両家の人々。
するとカメラの隣のお姉さん、
「あっ、皆様、そのくらいのスマイルでお願いいたします(笑)」
二枚目終了。
そして三枚目。
「あの…眼鏡のかた、中央に対してもうちょっと内身になってくださいませんか?」
「あっ、はい(来るんか…来るのんか?って思ってたらやっぱりきたぜくそがー!!)」
口を押さえて笑う両家の人々。
3枚目終了。
次はラスト。
ひょっとしたらと思い、俺はとあることをしてその時を待った。
ラストの一枚を撮ろうとするときに、カメラの隣のお姉さんが口を開いた。
「あの…めが…あれ、眼鏡が…あれっ??」
そう、実は俺、ラスト一枚を撮ろうというときに、こっそり眼鏡を外してポケットに隠しておいたのである!
ふはははははっ!!
どうだ参ったかね、こわっぱめ!!!
うっひょっひょっひょっひょ!
そして、俺は勝利の宣言に代えてこう言った。
「あっ、眼鏡とったほうがいいと思ってとったんですが(←意味不明)、やっぱり私には眼鏡がないと不自然みたいですね」
するとカメラのお姉さん、
「はい、大変お似合いですので、眼鏡をかけてよろしくお願いいたします(笑)」
俺とカメラのお姉さんのこのやり取りで、両家の人々爆笑。
そのまま和やかな(?)雰囲気のまま写真撮影終了。
さぞかし面白い写真になったこったろうて。
いやーそれにしても、カメラのお姉さんは綺麗だった。
そんな綺麗な人を笑わせることができて大変光栄でしたよ、ええ。
(笑われただけとも言うけどね!!)
で、それから一同夕食会になったのだが…
どうやら写真撮影の笑わせ(れ?)っぷりのせいで、俺はむこうの家族からアホキャラだと思われてしまったらしい。
残念…実に残念ッッ!
当初の予定では、
「私はこういう者でこういう仕事をしてますが何か?」
とクールな感じで攻めようと思ってたんだけどね。
それが、「眼鏡」扱いなわけですよ、ええ。
食事中俺が何か言うたびに笑いが起こるわけですよ。
エレベーターの中で、「コンタクト、検討してみよっかなぁ…」と弱弱しくつぶやいたくらいでも爆笑を誘うくらいの眼鏡っぷりですよ。
というわけで、一言言いたい。
よくやった、my眼鏡!
眼鏡最高!ヒャッホーゥ!
兄貴よ、記念すべきこの会をこんなに笑いに包まれた会にしてやったんだから、感謝しろよコノヤロウ!
つーか思うぞんぶん幸せになりやがれってんだ、バーカ!バーカ!
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