歓声、閑静、夜空

2006年8月20日
夏休みは今日で終わり。
明日から仕事である。
同期も皆寮に戻ってきた。
声をかけると皆同じことを言う。

「今日で休み終わりだね〜…憂鬱だね…」



そういうわけで、今日は朝から掃除をし、洗濯をすませ、少し本を読み、昼過ぎに洋服をクリーニングに出しに行ったついでに昼食を買い、それを寮のロビーで食べながら高校野球の決勝戦を先輩達数人と一緒に観戦した。

圧倒的に早稲田実業を応援する人が多かったが、それにしても、あの投手はすごいと思う。
ホームランを打たれたのが不思議に思える。
延長15回表のあの力投は、素人目に見ても高校生離れしてると思った。

結局、勝負は明日に持ち越しとなったが…



明日、俺ら仕事で観れないやん。


あんな試合観たら、もうどっちが勝ちでもいいな…と思ってしまう。
それくらい歴史的な名勝負だったんだろう。




さてさて、今日のメインイベントは夜に行った花火大会だった。
同期で集まって、寮の近くの川原で。

中には、もう10年以上こういった花火大会をやったことがないという人も数人いて、手持ち花火に火をつけて渡すと、少しビビりながらも手に持ち、各々歓声を上げていた。
こういった花火に慣れている者は、ロケット花火を数発セットし、一気に点火して連発させるなど、思い思いの方法で花火を楽しんでいた。

中でも皆がひときわ高い歓声を上げたのは「トンボ」と言われる花火で、地面から回転しながら勢いよく飛び立つその姿を見て、やっぱり夏の風物詩といったら花火やなあと、改めて我思ひけり。



そういえば、俺が一番最近自分で花火をやったのは、大学2年の夏だった。
ということは…もう5年も前かい!!!!

たしかあのときの花火は…そうだ、当時俺は福岡にいて、たしか志賀島(しかのしま)の国民休暇村なんとかセンターの近くの砂浜でやったんだった。
メンバーもはっきり覚えていて、男3人、女5人という構成だったと思う。
そのうち、一組のカップルがいて、俺はその友達の恋人を除く女のコ4人のうち、一人と付き合うことになったんだった。

はい、そんなことはどうでもいいですね。

そのときは、男三人でトイレ会議(笑)をしている間に女の子達が他の男グループにナンパされて(ま、俺達が姿を見せるとその男グループはそそくさと去っていったんだけど)…なーんてことや、深夜になりいざ帰ろうとしたら車を出しててくれたメンバーのうちの一人が車の鍵を砂浜で落としてしまっていて、皆で朝まで鍵を探したが結局見つからず、結局JAFを呼んで…なーんてことがあった。
いやー、懐かしい懐かしい。

ついグダグダ書いてしまったではないか。




とにかく、今日皆ではしゃいで花火やっているとき、ふとそのような回想をしていたのである。




(あのときの花火も最高に楽しかったけど、今日の花火もこれまた良かったな…)

花火を使い果たし、静かになった河原で星を見上げながらそう思い、俺は幸福感に包まれた。

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