最初にヤツと会ったのは3年前だった。
本当は、ヤツはずっと俺の中に存在していたのだが、俺はヤツに気付いていなかった。

3年前初めてヤツの存在を認めたとき、俺は迫られた。



ヤツを殺るのか、それとも共存するのか。



共存と言っても、ヤツには俺に対して敵意しか示さず、俺を徐々に蝕む。
かと言って、ヤツを殺るのはためらわれた。
なぜなら、ヤツは俺の中に存在し、俺と同化していて、つまり、ヤツを殺るということは俺自身を傷つけることに他ならなかった。

結局、俺はヤツを受け入れた。
受け入れたと言うよりは、見て見ぬふりをしたに過ぎない。



今思えば、あのときやはり殺っておくべきだった…




というのも、今日三年ぶりに、ヤツが俺の前に立ちはだかったからである。
しかも、ただそれだけではない。
ヤツは増殖していた…いや、増殖というのは正確な表現ではないな。
そうだな、ヤツと同じ’ヤツら’が”いた”。
ヤツの他にも、あんなおぞましい存在が二つも…
つまり、ヤツを含めて三つ。
そのうちの一つは、俺の内側深くに存在していて、助けを求めても皆首を振る。

ソイツを殺れるのは、選ばれた者だけだ、と。



やがて、俺は決断を迫られた。
三年前と同じ決断を。



殺るのか、共存するのか。



しかし、ある者は言う。

今、このチャンスを逃せば、ヤツらはいよいよ君をむしばみはじめるだろう。
殺るのは今だ。
もちろん、三年前よりもヤツらは数が多いし、ヤツらを殺る際に君は思ったよりも深く、長い苦しみを背負うだろう。
だが、それは一時的なこと。
時間(とき)が癒してくれるはず…





さあ…





ど う す る ?







ア イ ○ ル ♪(違









はい、というわけで親知らずを三本抜くはめになりました

おいおい、三本て…
そのうち一本は、かなり深くメスを入れないと取り出せないんだと…

俺は今まで親知らずを抜いたこたぁないからその痛みを体験したことはないが、聞けば結構いるもんだわ、親知らず抜いたことある人。
今日行った美容室の店員さんにもいたし、その後行った新宿の洋服店の店員さんにもいたし…



さすがに三本一気に引っこ抜くと危険らしいので、一本ずつ抜くらしい。
一本抜いて、痛みが治まったらまた次を抜いて…



うわぁ…



顔腫れるほど痛いんだってね?

俺、三月を生き抜けるんだろうか…(笑)

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