計算が終わらねぇ…
まさにデスマーチだな。
なんとか今日中に…



んなことは今はどうでもいい。





以前このblogで「電車男なんて実在しねぇだろ」と書いたことがあったが、最近何かが自分の中で変わった。
いや、決して「電車男は実在する」と思うようになったのではない。
だが、「電車男スレ」を見てた人の気持ちが、新着スレを取得するときのドキドキ感が、なんとなく分かるようになったのである。




というのはなぜかというと。




俺は久しく2ちゃんを見ていなかった。
大学を卒業してから、2ちゃんを見ることがなかった。
以前見てたのはネ○ゲ実況板だったが、その時もそんなに熱中してたというわけでもなく。

昨年の10月、修論がいよいよ切羽詰まってきて連日徹夜を強いられていたとき、厳しい現実と困難な課題、そして過度のストレスから逃げたくなり、ふと2ちゃんを見てみようかなと思った。
そして、久々にギ○ナビをインストールし、久々に赴いた…ネ○ゲ実況板に。

でも、ずらりと並ぶスレッド一覧を見ると、以前と同じでかなりげんなりし、やっぱり閉じようと思った。
その時、とあるスレッド名が目に飛び込んできた。



「彼女の家に行ったら他の男がいたというのに」



そのスレは、スレ主のこの一言から始まる。

「やっぱFFなんだよなw」




何に魅かれたのか分からないが、そのスレを何となく覗いてみた。
そしてそれから、俺はそのスレッドをしばしば訪れることになった。

いやー、久々にどっぷり浸かった、2ちゃんワールドに。
2ちゃんワールドというより、そのスレ主の世界といったほうがいいかもしれない。

そのスレッドは少しずつではあるが進行し、4番目のスレッドが立った。
そして、その4番目のスレッドで閲覧者は皆「えっ、そんなのありかよ!!wwww」と度肝を抜かれることになる。
なんという伏線…!
まるで…24のような展開…!
これが…これがいわゆるクオリティタカスというやつなのだろうか?
というより、途中からネ実とは関係無い内容だったような気もするが…それはあえてこれ以上言うまい(笑)

そして4番目のスレッドでいよいよスレ主のストーリーは終わりを迎え、スレ主自らが作ったFlashで幕を閉じた。
(新しいスレッドが立ってるかもしれないけど、見ようとは思わない)



そのFlashを見ているときは、まるで壮大な映画のエンドロールを見ているような、素敵なRPGのスタッフロールを見ているような、切ない気持ちになった。

そしてその時、気づいた。

極端に言えば、これは映画と同じだったんだなーと。
たぶん、電車男スレを見てた人達も、俺がこのスレを覗きにくるのと同じ気持ちで覗いてたんだろなーと。

思えば、映画というものもその実体は虚である。
しかし、人はそれを見て感動する。



とまぁ、奇麗事を書いたが大体そんな気持ちでしたってことです。

俺は結局一度もそのスレに書き込まなかった(というより、今まで一度も2ちゃんに書き込んだことはないが)けど、そのスレに書き込みスレを盛り上げた人達と気持ちは同じだったと思いたい。


で、ついさっき、ギコナビをアンインストールした。
次はいつ2ちゃんを見ることになるんだろうな?
次見るときもネ実を見るのかな?
それとも他の板かな?
次見るときも、あんな気持ちになれるようなスレを見つけることできるかな?



いやー、3ヶ月ちょいの間、楽しませてもらいました。


スレッドに書き込む勇気無いから、ここに書いとこう。



>>1 乙





そして、俺は自分の物語を終わらせるため、計算しにいくよ!

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