怒ることとキレること
2005年12月19日 笑いこのダイアリーノートで結構有名な方が、いつだったか、怒ることとキレることは違うと書いてらっしゃった。
その方の日記は毎日巡回しているわけではなく、偶然見たのだけど、その表現になるほどなぁと思ったものだ。
最近、ニュースでも見かけるようになった「キレる」だが、いつからこの言葉を俺自身も使い出したのかは分からない。
多分、「逆ギレ」という言葉を使い始めたのが早くて、「キレる」という言葉を使い出したのはもっと後だったと思う。
それでも、中学三年の頃には「キレる」という言葉を自分で使うことは無かったものの、知ってはいた。
とある体験を通して「キレる」というのがどういうものかを知ったので、俺はその頃から「怒る」と「キレる」の違いを認識していたと思う。
そのとある体験というのは、中学三年の頃の音楽の先生を通じてのものであった。
その先生の名前は今でも覚えており、ここではS田先生(♂)としよう。
S田先生は俺が中学二年の頃に赴任してきたが、中学二年の頃はS田先生ではなく、別の女性の先生が俺のいるクラスの音楽担当だった。
で、実際にS田先生から音楽を教わったのは中学三年の頃になる。
S田先生は普段は本当に優しくて、俺らクソガキ相手によくまぁあんなニコニコ笑顔で音楽教えれるなぁと感心していたものだった。
というわけで、S田先生はどの生徒からも慕われていた。
が、先生が少しでも甘さを見せると生徒はつけ上がるもので、当然授業にならないくらい騒がしくなることがあった。
それでも、何とかS田先生は俺らをうまい具合になだめて立派に授業していたんだけど。
しかし、二学期のある日、文化祭でクラス対抗で歌う歌の練習を音楽の授業中にしていたとき、あまりの騒がしさにS田先生が突然キレた。
「うるさか!!!」
んで、教卓をちゃぶ台返しのごとくひっくり返すS田先生。
がっちゃーん!
何があったのか分からず、皆静まり返り目を丸くしているところに、先生が一言。
「ごめんねぇ〜、なんか突然弾けるんですよ〜、はははは(笑)」
・・・
笑えねぇーーーっ!
S田先生はすぐ我にかえって笑っていたが、さすがに誰も笑えなかった。
多分、「キレる」というのを目撃したのを初めてな人が多かったんじゃないかな。
そして、その後は卒業するまで音楽の授業中誰も騒ぐことはなかった。
そして、そのS田先生がキレた日、俺らはある事実にたどり着いた。
S田先生は、キレると方言が出る。
先生がキレたことは確かにすごく衝撃的だったが、それまで基本的に公用語しか話さなかったS田先生もやはり九州男児だからか、「うるさか!!」という言葉は紛れも無く方言だった。
とあるクラスでもやはり授業中にS田先生がキレたことがあったらしいが、その時は「せからしか!!」だったらしい。
ちなみに、「せからしか!!」は「うるさか!!」と同義である。
さて、話の主旨が少しずれたが、誰かが本当の意味でキレたのを目撃したのは今のところそれくらいである。
ゆとり教育が悪害を及ぼしている昨今、頻繁にキレる子供が増加しているらしいが、俺は問いたい。
おめーら、キレる時はちゃんと方言使ってるんだろうな??
方言の出ないキレ方は正しいキレ方じゃねぇぞ!!!
しっかし、やたらめったにキレるものじゃないと思う。
頻繁にキレてたら損するだけだ、というよりそれはキレてる内に入らない。
園田先生の「キレる」が正しいキレ方なんだと、俺は今でも思っている。
滅多にキレないが、キレたら効果てきめん。
俺もそういう感じで「ちゃんとキレれる人」になりたいと思う(違)
そういえば、俺はキレたことないな。
「ちゃんとキレれる人」もいいが、その前に「ちゃんと怒れる人」でありたいものだ。
その方の日記は毎日巡回しているわけではなく、偶然見たのだけど、その表現になるほどなぁと思ったものだ。
最近、ニュースでも見かけるようになった「キレる」だが、いつからこの言葉を俺自身も使い出したのかは分からない。
多分、「逆ギレ」という言葉を使い始めたのが早くて、「キレる」という言葉を使い出したのはもっと後だったと思う。
それでも、中学三年の頃には「キレる」という言葉を自分で使うことは無かったものの、知ってはいた。
とある体験を通して「キレる」というのがどういうものかを知ったので、俺はその頃から「怒る」と「キレる」の違いを認識していたと思う。
そのとある体験というのは、中学三年の頃の音楽の先生を通じてのものであった。
その先生の名前は今でも覚えており、ここではS田先生(♂)としよう。
S田先生は俺が中学二年の頃に赴任してきたが、中学二年の頃はS田先生ではなく、別の女性の先生が俺のいるクラスの音楽担当だった。
で、実際にS田先生から音楽を教わったのは中学三年の頃になる。
S田先生は普段は本当に優しくて、俺らクソガキ相手によくまぁあんなニコニコ笑顔で音楽教えれるなぁと感心していたものだった。
というわけで、S田先生はどの生徒からも慕われていた。
が、先生が少しでも甘さを見せると生徒はつけ上がるもので、当然授業にならないくらい騒がしくなることがあった。
それでも、何とかS田先生は俺らをうまい具合になだめて立派に授業していたんだけど。
しかし、二学期のある日、文化祭でクラス対抗で歌う歌の練習を音楽の授業中にしていたとき、あまりの騒がしさにS田先生が突然キレた。
「うるさか!!!」
んで、教卓をちゃぶ台返しのごとくひっくり返すS田先生。
がっちゃーん!
何があったのか分からず、皆静まり返り目を丸くしているところに、先生が一言。
「ごめんねぇ〜、なんか突然弾けるんですよ〜、はははは(笑)」
・・・
笑えねぇーーーっ!
S田先生はすぐ我にかえって笑っていたが、さすがに誰も笑えなかった。
多分、「キレる」というのを目撃したのを初めてな人が多かったんじゃないかな。
そして、その後は卒業するまで音楽の授業中誰も騒ぐことはなかった。
そして、そのS田先生がキレた日、俺らはある事実にたどり着いた。
S田先生は、キレると方言が出る。
先生がキレたことは確かにすごく衝撃的だったが、それまで基本的に公用語しか話さなかったS田先生もやはり九州男児だからか、「うるさか!!」という言葉は紛れも無く方言だった。
とあるクラスでもやはり授業中にS田先生がキレたことがあったらしいが、その時は「せからしか!!」だったらしい。
ちなみに、「せからしか!!」は「うるさか!!」と同義である。
さて、話の主旨が少しずれたが、誰かが本当の意味でキレたのを目撃したのは今のところそれくらいである。
ゆとり教育が悪害を及ぼしている昨今、頻繁にキレる子供が増加しているらしいが、俺は問いたい。
おめーら、キレる時はちゃんと方言使ってるんだろうな??
方言の出ないキレ方は正しいキレ方じゃねぇぞ!!!
しっかし、やたらめったにキレるものじゃないと思う。
頻繁にキレてたら損するだけだ、というよりそれはキレてる内に入らない。
園田先生の「キレる」が正しいキレ方なんだと、俺は今でも思っている。
滅多にキレないが、キレたら効果てきめん。
俺もそういう感じで「ちゃんとキレれる人」になりたいと思う(違)
そういえば、俺はキレたことないな。
「ちゃんとキレれる人」もいいが、その前に「ちゃんと怒れる人」でありたいものだ。
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