台風か。
直撃しそうだ。
結構強いらしい上に東海地方から上陸ならば、関東にくる頃でも勢力はさほど弱まっていないだろう…

夜中に通り過ぎてくれればいいのだけど。


今日はどうしようもなく眠かった。
実験装置作るべく自分で加工してたんだけど、眠くて眠くて0.1mm削るところを1mm削るという大失態。
さらに、0.05mm削るところを0.5mm削ってしまったりと、散々だった。
両方とも途中で削りすぎなのに気づいたのだが、途中で気づいても削りすぎの場合は時既に遅し…
どうにかフォローできる数値だったので難を免れた。

自分の指が飛ばなかっただけでも良かった…
(というか、次オイタをしてしまうと、卒業が本気でやばいのでこういうことは二度とないようにしなければ)

眠い時は素直に寝たほうがいいな、うん。



今日のように、夏の曇り空を見ていると、ふと大学1年の頃のアルバイトを思い出す。
あと、夏の星空を見ても思い出すな。
大学1年の11月までは福岡ドームでアルバイトやってたんだよね。
ドームでバイトというとビール売りと言う人がほとんどだが、俺がやっていたのは、そうだな、大まかに言うと「ビール売り以外」になるか。

例えば、モギリ(チケット切る人)、ファールボールが飛んできた時に笛吹く人、案内、清掃などなど。

俺が所属してた派遣会社は野球の仕事だけでなくて、ドームやマリンメッセ等で催されるイベント全般を手がけていた。
コンサートやK-1、プロレス、フリーマーケットなど。

あと、なぜだか分からないが、その会社はわざわざ長崎のハウステンボス(これはモー娘。のコンサート)や稲狭山(福山雅治のコンサート)の仕事にも手を出していたので、大変貴重かつきつい経験をすることができた。
(5:30に博多駅集合の時は死ぬかと思った。その時間は地下鉄動いてないってば!)


さて、特に意味はないが、そのバイトでの思い出ベスト5を挙げてみる。


5位:BON JOVIのコンサート

in福岡ドーム。
これはかなり強烈だった。
まず、前日のクラスコンパでしこたま飲んでいたので、最初は死ぬほど気持ち悪かった。
が、なんと俺の配置が奇跡の配置で、ステージに一番近い配置だった。
アリーナの最前列の客席を監視するという感じだったが、振り返ったら10m先でBON JOVIが歌っていた。
もちろんバイトの身分なのでステージのほうを振り返ることなんてことはしてはいけないのだが、その時ばかりは頻繁にステージのほうを向いてしまった。
だってチケット買わずしてお客さんよりもステージに近かったんだもん!
振り向かずにはおれまい!

それにしても、近くで聞くと音がすごかった…爆音じゃん、あれ。


4位:宇多田ヒカルのコンサート

これ、場所はどこだったっけな…ドームじゃないのは確か。
マリンメッセかどこか。
このときは俺は外回りの配置だったため、宇多田ヒカルを直接見たというわけではなかったが、事件は本番の後に起こった。

少し説明すると…
コンサート系のバイトの場合、基本的に「仕込み」「本番」「撤去」という三部に仕事が分かれている。
仕込みはコンサート当日の前日夜から当日朝までかけて、重い機材や客席設置等を行う仕事で、本番はコンサート当日の業務(モギリ、場内案内等)、撤去は機材の撤去と場内清掃という感じ。

それで、俺はそのコンサートは本番と撤去で入っており、撤去の時に貴重な体験をした。
何かというと、宇多田本人が着た後の衣装を運ぶというもの

待った待った!
俺を変態呼わばりしないで!

それにしても、俺って平民だなぁ…衣装運びがこんなに印象に残ってるなんて。


3位:GLAYのコンサート

これも場所はどこか忘れたが、多分マリンメッセ。
この時がおそらく一番ありえない配置で、俺の仕事は楽屋付近だった。
そんで、楽屋でGLAYを直接見た上に、本番直前の荷物の受け渡し作業でGLAYの荷物に触りました

嗚呼、平民よなぁ、俺って(本日2度目)



2位:モー娘。のコンサート

これは本当にきつかった…in長崎ハウステンボス。
朝5:30に博多駅集合。
バスではるばるハウステンボスへ。
(ちなみに、その日仕事が終わったのは夜11時…こら勘無しバイ)

ハウステンボスって、入り口からコンサート会場までめっちゃ距離があるのね。
下手すると歩いて30分くらい。
で、その道中をず〜〜〜〜っとお客さんに道案内&行列の整備。
夏のクソ暑い中…
いや、別にそれが印象的だったのではなくて…
(学ランの背中に「矢口命!」とか色々刺繍がしてあったのを見たのはある意味印象的だったが(笑))

コンサートが始まると、俺のいる班は暇になったんで、コンサート会場に向かって不測の事態に備えようということになった。
それでコンサートに着いたところ…

タイダルウェイブが起こっていた(笑)

人の津波…警備員の必死の抵抗をいとも簡単に振り切ってステージに押し寄せるファンの姿…
あれは凄かった。
言葉じゃいまいち言い表せないな。

ただ、その時に思ったことは

「道中の案内&客列整理は暑くて死にそうだったけど、あのステージ前に配置されるより1000倍マシだわ」



1位:清掃

やっぱ1位はこれだな。
ありきたりと言えばありきたりなものだが…

野球の試合が終わった後、希望をすればその後清掃業務をすることになる。
ちなみに、俺は必ずと言っていいほど清掃に参加していた。

福岡ドームって、清掃の最初のほうは、『ウィー アー ザ チャンピオンズ』が流れていた。
俺はそれを聞くのが好きでね。
本番で疲れてる中黙々と清掃作業してるときに聞くと、なんか奮い立たされるって感じがして。

あと、普段は厳しいチーフ・サブチーフ(一応バイトで社員ではないが、ほとんど社員)と仲良くなれたのは毎回清掃に参加していたからかもしれない。
実はすごく気さくな人や、ひょうきんな人が多くてね。
このドームのバイトでは、仲の良い対等な友達はできなかったが、チーフ・サブチーフの人達とは一緒に飲みに行く仲になった。

清掃でチーフ・サブチーフにしか扱うことが許されない「ブロワー」という機械(掃除機の逆バージョンで、風でゴミを前方に飛ばして集める機械)があったのだが、何の肩書きもない俺がなぜかそれを扱うのを許されてたんだよなぁ。

あれはちょっと感激したね。



さてさて、長々と気の向くままにつらつらと書いてきたが、最後になぜ俺がそのバイトを辞めることになったのかというと…

実は、俺サブチーフにならないかと話を持ちかけられたんだよね。
その年の日本シリーズが終わったくらいで。
サブチーフになると、集合時間もアホみたいに早いし、一般人みたいに休みが取れなくなるから、断った。
お誘いがかなりしつこかったから嫌気がさしてきてたしな…
んで、そのまま行きづらくなって電話してバイト登録抹消した。
というわけでして。


でも、色んなことを経験できてかなり楽しいバイトだった。

お世話になったコウラさん、シンゴさん、シロさん、元気にやってますか?
ひょっとして、そのまま社員になってたりしてね(笑)

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